カテゴリ「漫画」のブログ記事

再び福本伸行さんの漫画です。割と新しい作品ですね。

賭博覇王伝 零(1) (KCデラックス)
福本 伸行
講談社
おすすめ度の平均: 4.5
5 こいつは凄い
5 驚き
4 またやってくれた。
5 名作の予感!
5 綺麗なカイジ

  • 概要
この作品の主人公は零(ゼロ)という天才少年です。話は振り込め詐欺集団から金を奪ってテレビ局に返す義賊行為をする所から始まります。その行動に目をかけられ、財全という男からある招待を受けます。それは世界中の富豪達が行うギャンブルの代打ちになる人を決定するアトラクションでした。零は命を賭けたアトラクションに挑むことになります。

  • レビュー
だいたいこんな感じですね。今までの主人公と比べると今イチ人気がない主人公ですね。おそらく、生粋の天才型ではなく、頭がきれる秀才というイメージがあるからなのではないかと思います。アカギの鬼才ぶりやカイジの普段とのギャップ、黒沢のダメ人間っぷりに比べると見劣りがするのかもしれませんね。

この作品は題材がアトラクションなだけあって、ギャンブルとはまた違ったゲームをやっていっています。クイズや謎解きなど、頭を使うものが多いですね。

これはこれで面白いのですが、結構「あれ?」と思う部分も多いです。計算をする時に必要がない冗長な計算をしていたり、そこで悩むか?って所で悩んだり。まぁ命がかかっている状況だから仕方がないのかもしれませんね。

こんなこと書きましたが全体としてはこの作品好きですね。おぉ!と思うような謎解きもありましたし、物語としても面白いと思います。最後の謎解きが衝撃でしたね。あのぐらいのテンポの方が有難いです。

名言はあまり多くないですが、この二つが好きですね。

50点・・・!

二等辺三角形だから・・・!

読んでない人には何のことやらわからないですよねw 

今は第一部が終わった所なのですが、第二部はいつ始まるんでしょうか・・・2009年7月開催予定って書いてあるんですが・・・さすが利根川さんの台詞を書いた人ですね。まだ時と場所を指定していません。次は10年後でしょうか?
知る人ぞ知る人気のWebマンガです。本になってたのでつい買ってしまいました。

マンガで分かる心療内科 1 (ヤングキングコミックス)
ゆうき ゆう
少年画報社
おすすめ度の平均: 4.0
4 心療内科をギャグマンガで紹介
3 専門的なことはさておき
4 異端教養ギャグ漫画
5 ちゃんと漫画になってるところもすばらしい
5 一番の見所はあとがき

  • 概要
心療内科のことを漫画で楽しく学べる本です。うつ病や認知症からロリコンまで(!?)テーマはさまざまですが、どれもわかりやすく解説してくれています。

  • レビュー
この漫画の魅力はなんといってもギャグです!2~3コマに1回くらい出てきますw 個人的にはツボですね。「すごいよマサルさん」や「ピューっと吹くジャガー」が好きな方はきっと好きになると思います。

あと少し下ネタが多めですねw そういうのが苦手な方は避けたほうが無難かもしれません。

ちなみにこの漫画はWeb上で見ることができます。


これで満足しても良いですが、この漫画が気に行った人は書き下ろしの話もあるので買ってみるのも良いと思いますよ。

自分は電車の中でこの本を読んで、ずっとニヤニヤしてました。相当変な人だったと思います。家で読むことを推奨しておきます。
今回はカイジです。前の「賭博黙示録カイジ」の続編ですね。あいかわらずギャンブルをやっている漫画です。

賭博破戒録カイジ(1) (ヤングマガジンコミックス)
福本 伸行
講談社
おすすめ度の平均: 4.5
5 地下チンチロ編の始まり・・・っ!
4 後半のグタグタはもったいなかった
5 これも傑作!
5 底辺のヒーロー
4 食欲の描写がいい

この編で収録されているのは、「地獄チンチロ」と「沼パチンコ」ですね。地獄チンチロもなかなか面白いですが、特にこの「沼パチンコ」。カイジの中で一番の出来と言っても過言ではないと思います。

絶対に出ないとされている台を、1つ1つ攻略していく。アクシデントも重なり、最後はどうなるか。読んでいてもハラハラする展開ですね。少しご都合主義の所もありますが、それはご愛嬌ということで。

では、名言の紹介行きます。

明日からがんばるんじゃない・・・・・・今日・・・・・今日だけがんばるんだっ・・・・・!今日をがんばった者・・・・・・・今日をがんばり始めた者にのみ・・・・・明日が来るんだよ・・・・・!
これは地獄チンチロの時の台詞ですね。本編にはあまりからんでこないセリフです。まだカイジがダメさ加減を爆発させている時ですw

思いの他、深いですね。耳が痛いです。「明日やろうはバカ野郎」みたいな言葉があることからも人間はしんどいことは明日から、となってしまいがちですね。容易に実現できないからこそ、セリフが光るのだと思います。胸にとどめておきたいセリフですね。

祈るようになったら人間も終わりって話だ・・・・・・・!
兵頭のセリフですね。徹底的な現実主義者。今回の作品ではより金持ちの悪趣味さが際立っていたような気がします。

「人事を尽くして天命を待つ」ということわざがありますが、あれは「人事を尽くして」という部分が大事なのではないかと思います。人生は運による所もあるけれど、それに全力で取り組まないと運はつかめないと。ちょっと共感する部分があったので紹介してみました。

強運なんかじゃ・・・・なくていいっ・・・・・・!奇跡もいらないっ・・・・・!平運っ・・・・・!起こってくれよっ・・!オレにごく普通の現象・・・・確率・・・・・・!
上の話とも関連付きますが、全てを出し切った後はこの平運を望むことが多いと思います。受験などでもそうですが、普段通りの実力を出せば受かるが、不運にも落ちるかもしれない。せめて自分には平運が訪れてくれ。と願った人もいるのではないかと思います。自分もそうでした。

今までの人生振り返ってみると、だいたい平運ですね。奇跡みたいなことも起こらないけど、ものすごく不運なことも起こらない。やはり平運で乗り切れるぐらいの実力をつけることが大事ってことですかね。

人間の願い願望・・・・期待・・・・・それは・・・・・そういった感情は・・・・時に誤らせる・・・・・・・認識を・・・・・!
これはギャンブル一般にも言えることと思いますが、身近な所で行くと宝クジなんかにも言えると思います。宝クジって期待値が0.45ぐらいなんですよね。つまり100円使うと45円戻ってくるギャンブルなわけです。でも1億円とか3億円当たるのを夢見て皆買っていきますね。こういう願望につけこむ商売というわけです。

詐欺氏もこの考えを使っていると思います。「あなただけに」や「絶対もうかる」といったこと言って願望・期待を持たせ、金を取ると。冷静な判断が必要だとは頭ではわかっているんですが、いざ目の前にそのような話がくるとやっぱり引っかかってしまうんですかね。詐欺がなくなるのは永遠にないかもしれません。

後はストーリーに関わる名言を。読んでる方はあの時の台詞か!とわかると思います。

報いっ・・・!ピンゾロ5倍づけ・・・!
気にすることはないっ・・・!存分に使ってくれ・・・・!オレたちも使うんだから・・・・似たようなものを・・・・!
ぐっ・・・・!悪魔だっ・・・・・・!こいつ・・・・やっぱり・・・・・・!喰い殺されるっ・・・・・・・・・・!
まるで亡霊のダンス・・・・・・・!浮遊し乱舞するだけ・・・・・・・・!命なき銀玉っ・・!


余談ですが、この記事を書くためにさらっと読むつもりが、かなり読みこんでしまいましたw やっぱりカイジは面白いですね。

自分は漫画もよく読んでます。せっかくなので漫画のことについても書いていこうと思います。

カイジ(1) (ヤンマガKC (608))
福本 伸行
講談社
おすすめ度の平均: 5.0
5 主人公や周囲の人物が発見する攻略法が面白い
5 焼き土下座
5 漫画らしい漫画だなと思いました。
5 ギャンブルという「闇の奥」
5 引き込まれる名言の数々

では一番好きな漫画から紹介したいと思います。

内容を簡単に説明すると、カイジという人が主人公で、ギャンブルをやっていきます。基本ダメ人間ですが、ギャンブルの終盤に覚醒します。本当にざっくりですね。詳しい内容は是非読んでいただきたいと思います。

福本伸行さんの作品は基本ギャンブルをやっていく作品が多いのです。中でもカイジが人気なのは普段のダメさとギャンブルをしている時の思考とのギャップが好かれる原因かもしれませんね。アカギとか銀とかより好きです。

このカイジは今もまだ連載が続いていて(週刊ヤングマガジン)この作品がカイジ作品の初期になります。

ギャンブルは全部で3つ。限定ジャンケン、鉄骨渡り、Eカードですね。厳密にいえばティッシュくじもありますが、それはEカード編と数えられることが多いです。

福本作品と言えば名言!ということで自分が好きな名言をいくつか紹介します。

勝たなきゃダメなんだ・・・・・!
これは利根川が最初のゲームの説明の時に言うセリフですね。イチローも野茂も羽生も全て「勝ってきた」から肯定されている。負けてたら野茂はうすのろ、羽生はただの根暗だったと。

強烈なセリフですね。印象に残るという意味で言えば名言だと思います。ナンバーワンにならなくてもいいはずがないですよね。むしろナンバーワンだからオンリーワンになれるんだと思います。まぁ実際はナンバーワンなんて中々なれないですけど、目指すのは大事ですよね。

金は命より重い・・・・!
初期カイジで文句なく一番の名言ですね。人は金を命をけずって得ている。普段は極端に薄まっているから気付かないがとどのつまりそういうこと。仕事やバイトもそうですよね。時間や健康をけずって金に換えている。分不相応な金を得るには命をかけなければならないと。

考えると今のヒルズ族のような人達は命がけのギャンブルの勝者なわけですね。それを考えずに批判するのは違う気がします。起業家たちは死線をくぐりぬけてきているわけですから安穏とくらしている人達と比較したら申し訳ないですよね。金持ち批判している人は嫉妬の要素が多いのかもしれません。

57億の孤独・・・・・・・・!
本当にセリフ回しがうまいですよね、この人は。鉄骨渡りの所で出てくるセリフですが、人は皆鉄骨を死に向かって一歩一歩歩いているようなもので、お互いに助け合ったりできない。できるのは通信のみで心を本当に伝えあうことができない。つまり理解を望んではいけない。伝えられることは1つだけそこに「在る」ということ。

東野圭吾さんの作品の「容疑者Xの献身」で同じようなセリフが出てきますがそれはおいおい紹介するとして、このセリフです。
わかりあえない・・・となると少しさびしい気もしますが、わかりあえた気になっていても本当にわかりあえているかは絶対にわからないですよね。相手の脳の中を見ない限りは。このセリフは自分にとってはネガティブな意味でなく、他人に依らないということが大事なのだと思います。他人は誰もわかってくれないと落ち込むのではなく、わからないのは当たり前だから自立して生きることが大事。こんなメッセージがあるのではないかなと思ってます。

わしは痛まない・・・!
これは裏世界の王として君臨している兵頭が、倒れている人を痛めつけた時に出るセリフです。このことを理解しているかどうかが大事だそうです。この時に兵頭は痛めつけた人に金をやっています。これが社会の縮図というわけです。人は金のためなら多少の痛みは我慢できる、それを利用して王は君臨すると。

マルクスの考えですよね。福本さんが好きなんでしょうか。でもどちらかというと資本家を攻撃するというよりはこの理論に反論できるか?という感じでメッセージを投げている気がしますね。他人の労働力という資本を使って資本家が富む。今の資本主義ではやはり人を使う側にならないと富めないのでしょうかね。将来の選択肢として、この考えは片隅に置いていたほうがいい気がします。

最後にストーリーに深く関係するので詳しく離せませんが震えるセリフを2つ紹介して終わりにしましょう。

奴隷は二度刺すっ・・・・・!

本当にすまないという気持ちで・・・・・胸がいっぱいなら・・・・!どこであれ土下座ができる・・・・!たとえそれが・・・・
肉焦がし・・・・ 骨焼く・・・・・ 鉄板の上でもっ・・・・・・・・・!








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Profile

    名前:HAL
    出身:京都
    所属:大学院生です。来年から社会人になります。
    好きな小説家:東野圭吾
    好きな漫画化:福本伸行
    メール:hihodenden アット gmail.com
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