カテゴリ「新書」のブログ記事

今回はホリエモンこと堀江貴文さんの本ですね。自分は堀江さん好きですね。考えに共感できることが多いです。

まな板の上の鯉、正論を吐く (新書y)
堀江 貴文
洋泉社
売り上げランキング: 1756
おすすめ度の平均: 4.0
3 堀江さんの人となりがわかる本
4 ホリエモンの入門書的位置づけ
5 痛快
4 ホリエモンの合理的な思考回路。
5 正論多し

内容は本当に多岐に渡っていて、色々なことに対する堀江さんの考えをつらつら述べていってますね。キーワードとしては、

  • ビジネス・メディア・人事・Web文化・お金・国家機関・財政・教育・家制度・選挙・ライブドア事件・交遊・日本の未来
といった感じでしょうか。
今回は面白かったテーマについて、堀江さんの意見を紹介しながら感想を書いていくことにします。

  • 事業の成功について
堀江さんは、「こうあったら便利だな」と思うことを推し進めること、当然のように最先端の技術に触れて実際に使うという環境・習慣が大事だとおっしゃっています。

情報に敏感になって、「どのようなものがあれば便利か?」という事を常に考えておくのが大事ってことですかね。移り変わりが激しい世の中ですので、常にアンテナを張ることは意識しているのですが、難しいですね。RSSを使っても膨大な情報をさばくのは難しいですし。そのために、隙間の時間でどこでも情報を得られるような携帯情報端末は今後もますます重要になってきそうですね。

  • メディアについて
堀江さんは新聞は立ちいかなくなり、テレビは2~3局に収斂するだろうとおっしゃっています。大胆な予想ですね。

新聞は紙媒体は残しても良いですが、全てWeb上にアップして購読できる形が望ましいと思います。ヘッドラインを一覧で見れて気になった記事だけ全文が読めるスタイルが一般的になれば、有料でも登録者は増えるのではないかと。i-padが出たことで、それと結びついてくれればいいのですが。ビューンが一時期さわがれていましたが、評判はいまいちだったようですね。紙媒体に誘導するものだったとか。

テレビに関しては、堀江さんがニッポン放送を買収してくれればもう少し面白くなったのかもしれないと思っていたので、残念です。昔はテレビっ子だったんですが、最近あまりテレビ見てませんね。M1層向けの番組を作ってないんでしょうね。女性の方が消費が多いので仕方ないのでしょう。

  • 人事について
ライブドアではいわゆる新卒採用を行っていないそうです。

日本の雇用形態で見直さなければならないのはこの新卒至上主義でしょうね。年々長くなっている就活で、企業にとっても学生にとってもコストが多くなっています。一度レールを外れると中々戻ることはできない現状ではチャレンジしにくいですよね。新卒至上主義をやめて、転職を一般化する。もちろん雇用契約も見直して、首を切りやすくすることも同時に必要ですね。雇用が流動化すれば、今ささやかれているブラック企業なんかも市場原理で淘汰されていくのではないかと思います。

  • Web文化について
作中の面白い一文を紹介します。

言論人でツイッターを使わないということは、考えられない状況になりつつある
P.45
ここまでツイッターがはやるとは思っていませんでしたね。最近ドラマにもなっているようですし一般人にも浸透してきていると思います。

フジテレビドラマ「素直になれなくて」

ツイッターの面白い所は、情報収集が早くて容易、手軽に情報発信ができる、友人の行動がわかる、有名人とつながれる、といった所でしょうか?活用している人だと、イベントの呼びかけや立ち上げなどもやっていますね。人によって活用の仕方が違い、非常に面白いツールだと思います。

自分もやっていますが、こんなにはまるとは思っていませんでした。やはり流行しているものは使ってみることが大事ですね。

  • お金について
こちらも作中から

生きていく上では「お金を持っているかどうか」よりも、「信用があるかどうか」がより重要
P.48
つまり1000万円貯めることよりも「1000万円ならいつでも調達できる」ということがより重要とのことです。

夢をかなえるゾウという本でもこのことについて触れていました。お金というものは究極的には人からもらうもので、人を「喜ばせる」ことでもらえるものであると。この本も後々に記事を書きたいと思います。

「福沢諭吉は寂しがりや」という表現があります。つまりお金を持っている人にお金が舞い込んでくると。これを考えてみるとおそらく今お金を持っている人は、人から信頼され、人を喜ばす術がわかっている。なので、お金があり、さらにお金が舞い込んでくるという理屈なのではないかと思います。お金持ちになるにはどうしたらいいか?案外、日々の付き合い方の中に答えがあるのかもしれませんね。

  • 税制について
堀江さんは消費税を20%に上げて、法人税を下げろとおっしゃってます。

これは外資系企業を誘致するという意味でも重要だと思います。企業がシンガポールなどの法人税が安い国に行ってしまうのは問題で、企業のグローバル化が進んでいる時代に他の国に比べて一際高い法人税はマイナスにしかならないと思います。堀江さんは国益という言葉を嫌っていますが、日本という国について考える場合には必要不可欠な政策なのではないかと思います。管内閣で言及して欲しいですね。

  • 年金について
堀江さんは、年金の運用は予想以上に大変なので、いっそ年金ごと廃止してしまえばどうかとおっしゃってます。

ソーシャルセキュリティナンバーについても触れていますが、是非振るべきだと思います。色々な保障制度などの情報で個人にタグつけができることは想像以上のメリットがあると思います。今、自分に関わるお金の問題、利用できる制度などを一覧表示できるようになればすごく使いやすくなりますし、役所も管理が楽になると思います。実現して欲しいですね。人権団体が反対するのでしょうか?

  • 教育について
面白い一文をピックアップします。

優秀な才能をピックアップする仕組み、そしてその才能を伸ばす仕組みが必要
P.96
堀江さんはここで飛び級について言及していますが、自分はそれよりもベースアップのための制度として、小学校や中学校でも留年を積極的に取り入れるべきだと思います。

具体的には進級試験、卒業試験の導入です。中学生の家庭教師をやってて思ったのですが、小学校の授業内容を理解していない中学生が大勢います。それが高校などになってもいきなりわかるわけでなく、ずっとずるずる行ってしまう。これは教師にとっても学生にとってもマイナスだと思います。卒業や進級がかかっているとなると真面目に勉強するのではないでしょうか。卒業試験は全国一律にしてもいいかもしれませんね。センター試験のようなものを導入すると面白いと思います。

  • 選挙について
選挙のIT化が進まない理由として、堀江さんはこんな意見を述べています。

若年層に配慮する政策を打ち出す党が少ないのは、高齢者のほうが若年層よりも投票率が高く、高齢者層を満足させるほうが政党として有利だから
P.110
これは本当にそうですね。選挙に行っても意味ないと言って投票に行かない人がいますが、その行動が自分の首を絞めていることに気付かないと、若者は搾取されることとなる。しかも少子高齢化で今後圧倒的に高齢者が増えて行くので、事態はさらに悪化していく。まずいですね。選挙制度のしくみを変えないとこの事態は改善しないと思います。

  • 交遊について
付き合いたいと思う人は?という問いに対してこんな答えをしています。

必ずしも僕の味方でいてくれるわけではなく、時には緊張関係になり得る人。
P.150
確かに常に自分の味方になってくれる人のそばにいるとつい甘えてしまいますよね。自分を高めるという意味ではこのような人と付き合うことが、スキルアップにつながるのかもしれません。少し疲れる気がしますが。

  • 座右の銘について
堀江さんは座右の銘はないそうですが、どうしても聞かれる際は「諸行無常」と答えているそうです。世の中は常に変化するので変化を恐れてはいけない。胸に刻んでおきたいですね。ちなみに自分はこれを座右の銘としてます。

少し長くなりすぎました。次からはすっきりした記事を書けるように心がけたいと思います。
これはタイトルで損してる気がしますね。もっと堅い題名でも良いと思うんですが・・・キャッチーなほうが売れるんでしょうか。

お金で騙される人、騙されない人 (幻冬舎新書)
副島 隆彦
幻冬舎
売り上げランキング: 3482
おすすめ度の平均: 3.0
1 金融商品の知識が皆無の人に役立つ本
3 金融商品にだまされないために
4 相場は、操縦されている!
5 保険こそ最古の金融派生商品
1 お金を払って買入する本ではない!

内容は

・証券や生保で損をした人がたくさんいるが、実体は報道されていない
・原因はこれらがマスコミのスポンサーになっているから
・ケースを紹介してそれらの仕組みを解説。
・「変額個人年金保険」「ノックイン型投資信託」「ハイ・イールド債権ファンド」などのキーワードに注意
・保険金の支払いに注意
・外貨預金ではカントリーリスクを考えろ
・私は予言などをまったくはずしていない
・レバレッジの危険性
・「あなただけに」=サギ師

こんな所です。下から三行目凄いですよねw実際自信にあふれているなと伺うことができる箇所がたくさんあります。ただ内容はすごいわかりやすくて、ケースごとにその事例に対してしっかり議論されていて、非常に読みやすかったですね。上の簡単な内容を知れただけでもこの本を読む価値はあったと思います。

面白かった箇所を何点か

東京電力債や東京ガス債のような債権を買っておけばいいのです
要は国家破綻が起きても実質資産を持っているこのような会社は安全だから、良い投資対象だというわけですね。この話を聞いてうのみにして、「そうか!じゃあ資産を全部公社債にしよう!」となると、この本で言っている「騙される人」になってしまいますねw ポートフォリオの一環として、資産の一部をつぎこむくらいでいいんじゃないでしょうか。

素人が株で儲け続けることはできない
本当にその通りだと思いますね。長期で株を所有して配当を得るのが株の本来の趣旨だと思いますが、マネーゲームをやるとプロには勝てません。少し前、ニュースでゴールドマンサックスがデイトレードで63勝0敗だったというニュースがありましたね。ゼロサムゲームでプロが蔓延ってる所に素人がつっこんで、長期的に勝てるほうがおかしいです。たとえてみれば、やくざの鉄火場につっこむようなものですよね。無謀きわまりないです。

さて、この本でも何回か出てきますが、騙されないための対処法として、3つ挙げられています。

1.注意すること
2.ほんのわずかでいいから「変だな」と疑ってみること
3.警戒心を持つこと

キャッチセールスや、詐欺などが多い世の中、このような心がけをすることが大事ですね。自分も流されやすい性格なので、本を読むとつい影響されてしまいますが、このことを心がけて、本を読んでも「ここは変だな」と疑ってかかることを気をつけて行きたいと思います。

ゆるみ力

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タイトルに強烈に魅かれて買いました。"ゆるんで頑張る" いいですね。

ゆるみ力 (日経プレミアシリーズ)
阪本 啓一
日本経済新聞出版社
売り上げランキング: 133139
おすすめ度の平均: 4.0
5 「忙殺」に悩まされている人はぜひ
2 タイトルが違うんじゃ?
4 力を抜いて気楽に行こうという「ゆるみ」ではなく、もっと深い
4 阪本さんの優しい心が届きます
5 最も好きな本になりました♪

内容ですが、

・ゆるみ≠なまける、たるみ。
・ゆるみの基本哲学は「今を生きる」
・「~のせい」から不幸が始まる
・人はペルソナ(仮面)をかぶっていて、突如そのペルソナを剥がされる時がくる
・問題は忌避すべきものでない。むしろ成長させてくれて人生のステージが上がる
・プロジェクトは志と矜持を持つこと
・リーダーは疲れたら一人前。メンタルヘルスが大事。
・キャリアはロングスパンで見よう
・お金は足るを知る
・波動とか瞑想とか

後半ちょっとスピリチュアルちっくになってしまったのは残念です。
けど、この本にはおもしろい表現がたくさんあったので個人的には良書だと思います。
ではいくつか紹介します。

有限ではなく、無限を前提にしよう。だれかが得たからといって、あなたの「取り分」が減るわけではない。
嫉妬はこの有限って感覚からくるんでしょうね。「こんなについてたら後で揺り戻しが来るんではないだろうか」こんなこと思う人も多いと思います。人間万事塞翁が馬なんて故事もこの考えですね。よく考えたら不思議ですよね。別に教えられたこともないのに。もしかしたら人間は元々ゼロサムで考えてしまうものなのかもしれませんね。

初志貫徹はしなくていい
まじでか!って思いますよね。著者も途中でどんどん投げだせと言っているわけではないです。要は目的を達成できれば手段はどうでも良いと。例えば今日は海に行くぞ!と思った時に道が混んでいた。じゃあ、違う所で遊ぼうというわけです。要はストレス解消(もしくは楽しむため)に海に行くわけですからその手段は変更しても問題ないわけです。

これは今までにない考えでしたね。自分も意固地になる部分が結構あるので、その時は「要は自分は何をしたいんだ?」と考えるクセをつけようと思います。

WIN-WINからJOY-JOYへ
この本で一番好きな箇所です。良い表現ですよね。WIN-WINだと冷たい感じがしますが、JOY-JOYはお互いに楽しもうという気持ちが見えて好きです。仕事をバリバリやってる人って絶対に楽しんでやってますよね。見てて気分が良いから周りにもついていく人が増えるのではないかと思います。自分が楽しく仕事をすること。JOY-JOYの一歩かもしれませんね。

解けない問題は出題されない
ここでの問題は日常で起こるトラブルといったものですね。どのような問題も次のステップに上がるための試練で、きちんと超えることができるものであると。そんなこと言われてもなかなかそんな風に考えられないよ!って人は次の言葉がお勧めです。

マジックワード「そうきたか」
ようはとらえ方の問題で、このように考えると楽になるんですね。本文で紹介されているものをいくつか。

・彼女から「もう、終わりにしましょう」とメールが来た・・・「そうきたか」
・同期が先に昇進した・・・「そうきたか」
・プレゼンで負けた・・・「そうきたか」
こんな感じですね。研究がいきづまっている・・・「そうきたか」と考えて頑張りますw
では今回はこんな所で。



この本も最近はやってますよね。やはりタイトルがキャッチーなのはよく売れますね。自分も釣られて買ってしまいました。

残念な人の思考法(日経プレミアシリーズ)
山崎将志
日本経済新聞出版社
売り上げランキング: 152
おすすめ度の平均: 3.0
3 新幹線の読み物として
5 私は面白く読みました
3 残念な一例
2 タイトルにつられ買いの典型でした
5 残念な人のパラドックス


内容は

・残念な人≒もったいない人
・システムの利便さゆえに仕事が二層化し、残念な人が「作られてしまう」
・暗黙知を形式知化せよ。
・実行が大事。
・仕事は枠を決めてやることが大事。残念な人は塗り絵でも枠から塗れない。
・相手の気持ちを慮ることが大事
・ビジネスは人使い
・プライベートではプライオリティをきちんと意識する

こんな感じでしょうか。散漫ですが、実際書いてある内容も色々なことが盛りだくさんで、一つ一つは面白いものが多かったのですがまとまってなかった印象を受けました。

感想ですが、良くも悪くもコンサルの人が書いた!って本だと思います。実際本の中にもPREP法やらPLMやらSMARTの法則やらばんばん出てきます。なので参考にしたい部分は多いのですが、少し「疲れるな~」という気持ちが出てしまう。向上心がある人にとってはいい本だと思いますね。色々なTIPsがちりばめてある本ですし、ためになると思います。

面白かった部分を何点か

低価格商品だからこそサービスレベルを上げられる
理由としては、ここではマクドナルドの例を挙げています。マクドナルドの従業員はほぼ100%マクドナルドの利用者ですが、高級ホテルなどの従業員は利用者である確率は高くないというのが理由だそうです。

面白い理論ですね。まさにその考えはなかった!って感じです。一部の高級なショップなどに傲慢な店員がいるというのは案外こういうのが理由かもしれませんね。

貯金が一億円あったらやらないことは、やらなくていいことである
この本ではケースとして、不当解雇された従業員が前の会社を訴えるといったケースを取り上げています。本当に私怨じゃないのか。給料を取り返したいんならここで稼げ。それでも納得できない従業員にこのセリフを言うわけです。

これは過去を見るよりも将来を見ろというメッセージですが、後ろ向きに考えることって多いですよね。布団の中で昔を思い出して「あぁ~」ってなることは一度や二度じゃないくらいあります。折り合いをつけてくことが大事ってことですかね。

最後にこの本で引用しているすきやばし次郎の店主の言葉で終わりにします。

この仕事は合わないっていう若いもんもいる。日本中いくら探しても自分に合う仕事なんか見つからないですよ。仕事に自分を合わせなくっちゃ(小野二郎、山本益博著「鮨 すきやばし次郎 美・食・技」グラフィック社)


タイトル見ると本間かよ。ってなりますよね。今思うと自分の本棚にはうさんくさい本が多い気がします。面白いんですけどね。

自慢がうまい人ほど成功する (PHP新書)
樋口 裕一
PHP研究所
売り上げランキング: 224271
おすすめ度の平均: 2.0
2 逆効果

さて、この本は本当に自慢は悪いことだろうか?むしろ自慢する人が成功してるんじゃないか?ってことで自慢を検証してみようって感じですね。

内容をかいつまむと

・自慢するタイプの人が偉くなるんじゃないか
・良い自慢=自分の実績をアピールできる
・悪い自慢=うざい
・ケーススタディ~こんな自慢は嫌われる
・その対処法
・どんな風に自慢すればよいか

こんな感じですね。ケーススタディがひたすら書いてあってそれぞれに対処方とうまい自慢の仕方が書いてあります。
悪い自慢の例としては

・同じ自慢を繰り返す
・功績を自慢する
・「困ったよ」で自慢をはじめる

などです。

感想としては「ふ~ん」という感じで流して読んでしまいましたね。結局どのように自慢すべきか体系的に書いてないのがあまり心に残らなかった原因ではないかと思います。

あと全体的にビジネスの場で上司から言われるというケースが多かったですね。幸いにも周りにあまりこのようなタイプがいないので自分にとっては無用だったかもしれません。

社会に出てまたこの本をとることにならないようにしたいですね。





Profile

    名前:HAL
    出身:京都
    所属:大学院生です。来年から社会人になります。
    好きな小説家:東野圭吾
    好きな漫画化:福本伸行
    メール:hihodenden アット gmail.com
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