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萩原浩さんの作品です。当時、話題の作品!という煽りが入っていたので買ってみました。

噂 (新潮文庫)
噂 (新潮文庫)
posted with amazlet at 10.07.09
荻原 浩
新潮社
売り上げランキング: 10275
おすすめ度の平均: 4.0
5 事件自体は解決してほっとするかと思ったら、最後の一行は衝撃的でした
3 最後の章、何だかなぁ
3 悪くはないです
4 口コミの話。
2 ラスト1行=すごい・・・ですか?

  • 概要
娘がいる中年刑事のもとにある事件が舞い込みます。それは、若い女性が殺害された事件で、遺体には足首がありませんでした。パードナーの女性警部補と共に被害者の交友関係を探る内に、ある噂を耳にします。「レインマンにやられたんでしょ?」。この噂にはある広告代理店がかかわっていることをつきとめますが、決定打はないままです。犯人は誰か、そして衝撃の結末とは・・・

  • レビュー
読んだ後、シンプルに2つのことを思いました。

1つは長い!確かにキャラクターは詳細に描かれてますし、刑事2人のやりとりでもクスリとなる所はありますが、少し淡々としすぎていると思います。事件がゆっくり進むので、中盤少し退屈になってしまったのが残念です。山場となる所を中盤にも入れて欲しかったですね。

もう1つは何と言ってもラストです。さらに言えばラスト4文字です。これほど衝撃のある4文字はなかなかかけないでしょう。感動するというよりはゾクっとする感じですね。でも最後から読もうとしないで下さいね。もったいないですから。

ラストについてですが、自分は初見の時は何が衝撃なのか気付きませんでした。読んだ人の中でも気づいてない方もいらっしゃるのではないかと思います。(文庫の解説でもそのことを示唆されてました)そのぶん気付いた時は衝撃なのですが・・・後味は良くないかもしれませんね。評価が分かれる所でしょう。

後、見どころとしては、WOM(Word of mouth)、口コミ・噂に関することですね。広告手法として、アメリカではよく使われていますが、日本ではそんなに用いられてないことについて文中でも言及されています。

これは良い情報より悪い情報のほうが広まりやすいことが原因なのでしょう。2ちゃんねるなどの掲示板でもわざと情報を広めようとする人は工作員扱いされて嫌われる傾向にありますしね。意図的に情報を広めることはやはり難しいのかもしれません。

speak of the devil and he will appear - 噂をすれば影。噂話もほどほどにしておきましょう。

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