赤い指

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東野圭吾さんの作品です。表紙が印象的ですね。ホラーじゃないですよ。

赤い指
赤い指
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東野 圭吾
講談社
売り上げランキング: 95605
おすすめ度の平均: 4.0
5 何度も読み返しました
4 悲しき現実...
3 やっぱりダメ(ややネタバレあり)
1 そのままじゃん
4 いたって良作

  • 概要
会社にいる父親に母親から連絡があります。家に帰ってみると庭に小さな女の子の遺体があります。それはどうやら息子がやったとのこと。自首しようとしますが、これから起こることを想像し、結局遺体を公園に処分します。警察からの追求が厳しくなってきた時にふとある考えを思い付きます。その考えとは・・・

  • レビュー
この作品には東野圭吾作品で登場する加賀恭一郎刑事が登場します。最近ドラマでやっていた「新参者」にも出てましたね。この人のイメージと阿部寛さんはぴったりだと思います。いいキャスティングですね。

この作品の見どころは、「老人」にあると思います。これに関しては作中に良いセリフがあるので引用します。

忘れてはならないのは、老人にだって、いや老人だからこそ消えない心の傷があったりするってことだ。それを癒す方法はそれぞれだ。周りの人間にはなかなか理解できないわけだがね。だけど大事なことは、理解できなくても尊重することだと俺は思う。
P.267
加賀刑事のセリフです。これは2つの意味で物語に関係することになりますが、その意味についてはここではふれないでおきましょう。

良いセリフですね。考えてみれば自分より長く生きた先輩なので、自分には理解できないこともあるのが当然ですね。理解できなくても「尊重」すること。覚えておきたいですね。もしかしたら自分が老齢になった時にはわかるのかもしれません。

この作品のもう一つの楽しみ方は、「父親」です。自分の息子がこのような状態になったら・・・家庭にこんな問題が起きたら・・・。「自分ならどうするだろう」と考えて読むと面白いのではないでしょうか。

今回の作品もタイトルの付け方・ラストは秀逸ですよ。是非読んでみて下さい。



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