まな板の上の鯉、正論を吐く ホリエモン108のメッセージ

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今回はホリエモンこと堀江貴文さんの本ですね。自分は堀江さん好きですね。考えに共感できることが多いです。

まな板の上の鯉、正論を吐く (新書y)
堀江 貴文
洋泉社
売り上げランキング: 1756
おすすめ度の平均: 4.0
3 堀江さんの人となりがわかる本
4 ホリエモンの入門書的位置づけ
5 痛快
4 ホリエモンの合理的な思考回路。
5 正論多し

内容は本当に多岐に渡っていて、色々なことに対する堀江さんの考えをつらつら述べていってますね。キーワードとしては、

  • ビジネス・メディア・人事・Web文化・お金・国家機関・財政・教育・家制度・選挙・ライブドア事件・交遊・日本の未来
といった感じでしょうか。
今回は面白かったテーマについて、堀江さんの意見を紹介しながら感想を書いていくことにします。

  • 事業の成功について
堀江さんは、「こうあったら便利だな」と思うことを推し進めること、当然のように最先端の技術に触れて実際に使うという環境・習慣が大事だとおっしゃっています。

情報に敏感になって、「どのようなものがあれば便利か?」という事を常に考えておくのが大事ってことですかね。移り変わりが激しい世の中ですので、常にアンテナを張ることは意識しているのですが、難しいですね。RSSを使っても膨大な情報をさばくのは難しいですし。そのために、隙間の時間でどこでも情報を得られるような携帯情報端末は今後もますます重要になってきそうですね。

  • メディアについて
堀江さんは新聞は立ちいかなくなり、テレビは2~3局に収斂するだろうとおっしゃっています。大胆な予想ですね。

新聞は紙媒体は残しても良いですが、全てWeb上にアップして購読できる形が望ましいと思います。ヘッドラインを一覧で見れて気になった記事だけ全文が読めるスタイルが一般的になれば、有料でも登録者は増えるのではないかと。i-padが出たことで、それと結びついてくれればいいのですが。ビューンが一時期さわがれていましたが、評判はいまいちだったようですね。紙媒体に誘導するものだったとか。

テレビに関しては、堀江さんがニッポン放送を買収してくれればもう少し面白くなったのかもしれないと思っていたので、残念です。昔はテレビっ子だったんですが、最近あまりテレビ見てませんね。M1層向けの番組を作ってないんでしょうね。女性の方が消費が多いので仕方ないのでしょう。

  • 人事について
ライブドアではいわゆる新卒採用を行っていないそうです。

日本の雇用形態で見直さなければならないのはこの新卒至上主義でしょうね。年々長くなっている就活で、企業にとっても学生にとってもコストが多くなっています。一度レールを外れると中々戻ることはできない現状ではチャレンジしにくいですよね。新卒至上主義をやめて、転職を一般化する。もちろん雇用契約も見直して、首を切りやすくすることも同時に必要ですね。雇用が流動化すれば、今ささやかれているブラック企業なんかも市場原理で淘汰されていくのではないかと思います。

  • Web文化について
作中の面白い一文を紹介します。

言論人でツイッターを使わないということは、考えられない状況になりつつある
P.45
ここまでツイッターがはやるとは思っていませんでしたね。最近ドラマにもなっているようですし一般人にも浸透してきていると思います。

フジテレビドラマ「素直になれなくて」

ツイッターの面白い所は、情報収集が早くて容易、手軽に情報発信ができる、友人の行動がわかる、有名人とつながれる、といった所でしょうか?活用している人だと、イベントの呼びかけや立ち上げなどもやっていますね。人によって活用の仕方が違い、非常に面白いツールだと思います。

自分もやっていますが、こんなにはまるとは思っていませんでした。やはり流行しているものは使ってみることが大事ですね。

  • お金について
こちらも作中から

生きていく上では「お金を持っているかどうか」よりも、「信用があるかどうか」がより重要
P.48
つまり1000万円貯めることよりも「1000万円ならいつでも調達できる」ということがより重要とのことです。

夢をかなえるゾウという本でもこのことについて触れていました。お金というものは究極的には人からもらうもので、人を「喜ばせる」ことでもらえるものであると。この本も後々に記事を書きたいと思います。

「福沢諭吉は寂しがりや」という表現があります。つまりお金を持っている人にお金が舞い込んでくると。これを考えてみるとおそらく今お金を持っている人は、人から信頼され、人を喜ばす術がわかっている。なので、お金があり、さらにお金が舞い込んでくるという理屈なのではないかと思います。お金持ちになるにはどうしたらいいか?案外、日々の付き合い方の中に答えがあるのかもしれませんね。

  • 税制について
堀江さんは消費税を20%に上げて、法人税を下げろとおっしゃってます。

これは外資系企業を誘致するという意味でも重要だと思います。企業がシンガポールなどの法人税が安い国に行ってしまうのは問題で、企業のグローバル化が進んでいる時代に他の国に比べて一際高い法人税はマイナスにしかならないと思います。堀江さんは国益という言葉を嫌っていますが、日本という国について考える場合には必要不可欠な政策なのではないかと思います。管内閣で言及して欲しいですね。

  • 年金について
堀江さんは、年金の運用は予想以上に大変なので、いっそ年金ごと廃止してしまえばどうかとおっしゃってます。

ソーシャルセキュリティナンバーについても触れていますが、是非振るべきだと思います。色々な保障制度などの情報で個人にタグつけができることは想像以上のメリットがあると思います。今、自分に関わるお金の問題、利用できる制度などを一覧表示できるようになればすごく使いやすくなりますし、役所も管理が楽になると思います。実現して欲しいですね。人権団体が反対するのでしょうか?

  • 教育について
面白い一文をピックアップします。

優秀な才能をピックアップする仕組み、そしてその才能を伸ばす仕組みが必要
P.96
堀江さんはここで飛び級について言及していますが、自分はそれよりもベースアップのための制度として、小学校や中学校でも留年を積極的に取り入れるべきだと思います。

具体的には進級試験、卒業試験の導入です。中学生の家庭教師をやってて思ったのですが、小学校の授業内容を理解していない中学生が大勢います。それが高校などになってもいきなりわかるわけでなく、ずっとずるずる行ってしまう。これは教師にとっても学生にとってもマイナスだと思います。卒業や進級がかかっているとなると真面目に勉強するのではないでしょうか。卒業試験は全国一律にしてもいいかもしれませんね。センター試験のようなものを導入すると面白いと思います。

  • 選挙について
選挙のIT化が進まない理由として、堀江さんはこんな意見を述べています。

若年層に配慮する政策を打ち出す党が少ないのは、高齢者のほうが若年層よりも投票率が高く、高齢者層を満足させるほうが政党として有利だから
P.110
これは本当にそうですね。選挙に行っても意味ないと言って投票に行かない人がいますが、その行動が自分の首を絞めていることに気付かないと、若者は搾取されることとなる。しかも少子高齢化で今後圧倒的に高齢者が増えて行くので、事態はさらに悪化していく。まずいですね。選挙制度のしくみを変えないとこの事態は改善しないと思います。

  • 交遊について
付き合いたいと思う人は?という問いに対してこんな答えをしています。

必ずしも僕の味方でいてくれるわけではなく、時には緊張関係になり得る人。
P.150
確かに常に自分の味方になってくれる人のそばにいるとつい甘えてしまいますよね。自分を高めるという意味ではこのような人と付き合うことが、スキルアップにつながるのかもしれません。少し疲れる気がしますが。

  • 座右の銘について
堀江さんは座右の銘はないそうですが、どうしても聞かれる際は「諸行無常」と答えているそうです。世の中は常に変化するので変化を恐れてはいけない。胸に刻んでおきたいですね。ちなみに自分はこれを座右の銘としてます。

少し長くなりすぎました。次からはすっきりした記事を書けるように心がけたいと思います。

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